体験の大切さ

❝体験❞と言うとワクワクが連想されるのは私だけでしょうか？
幼少期に母に毎週末、連れて行ってもらった今は無き渋谷にある東京都児童会館での体験は、30代になっている今も色濃く思い出として残っています。
当時小学校高学年になったばかりの時に初めて電動ノコギリを使ってパズルを作りました。あの時、自分に刃物がついたものが使えるのか？
自分でも感じるほどの心臓のバクバクした音、ボランティア？のおじさんがサポートしてくれて、注意点だけ教えてくれるだけ。
自主性を大切にされた空間で困ったときに自ら質問をする緊張感。
出来上がった時の達成感。

子どもができる前から、漠然とこういう体験をわが子にもたくさんしてもらいたいと思っていました。
実際に子どもが生まれてから旅行先は、体験できる場所を優先的に選ぶようになり、家族みんなが楽しめるので満足感が大きいように思います。
今は、このようなご時世なので近くで頻繁に行けて色々な体験ができる場所と言えば❛公園❜。
長女が歩き始めたばかりの時からなるべく公園へ行くようには、意識していました。(寒いときは、日なたが多い時間にベビーカーに乗せて一周とか)
まだ話せなくても、散歩をしているおじいちゃん、おばあちゃんに『かわいいね～』など話しかけてもらったり、歩く練習をしていたら『あんよが上手だね』など声をかけてもらえて、親子で嬉しかった記憶が。初めての育児で身内も近くにいるわけでなく孤独だった私もホントに救われていました。
『大人と話すのたのしい』『人とかかわるのが好き』ということを改めて実感した時でもありました。

娘が７歳、４歳になった今も少し遠い見知らぬ土地の公園へ行っても『友だち探してくる』とかけていく後ろ姿を見て頼もしさを感じます。
その場で会ったばかりの年齢もバラバラの子たちと遊んで楽しめるときがあったり、友だちを作れなくて落ち込んでいる姿もしばしばありますが、そういう経験も必要かと私は思います。
これからのいろんな実体験を武器にこれから先困ったときに生かして、これからの楽しい人生を歩んでいってほしいです。